サラワク州の先住民族文化満喫

サラワク・カルチュラル・ビレッジ(所要時間:約4時間)

クチンより約35Kmのダマイ・ビーチの一画にある、サラワク・カルチュラル・ビレッジは、サラワクの代表的な7つの民族―イバン族、ビダユ族、プナン族、オラン・ウルー族、メラナウ族、マレー人、中華―の、それぞれの伝統的な住居を復元したテーマ・パークです。

各住居では、民族衣装を纏った先住民族の人々が、伝統的な踊りや音楽で歓迎します。そこでは、昔ながらの自然の恵みの利用の仕方や、様々な伝統工芸、生活様式、儀式など、サラワク

の民族の多様な文化や知恵を学び取る事が出来ます。さらには、吹き矢に挑戦したり、シンプルな弦楽器の'サペ'を弾いたり、地酒'トゥア'や様々な伝統菓子を試したりと、サラワクならではの体験が出来ます。また、各先住民族の人々が作るビーズ製品、竹細工、イバン族の機織り'プア・クンブ'など、作っているその場で購入できます。

1日2回の民族舞踊のショーは、色彩豊かで、伝統的な各民族の踊りが堪能できます。

(午前/11:30~・午後/16:00~)

様々な資料や工芸品のあるお店や、伝統的な食事の出来るカフェもあります。

**サラワク・カルチュラル・ビレッジでは、通常のツアー以外に様々なアクティビティをご用意致しております

1.エスニック・ウェディング

2.ヘッド・ハンター・テーマ・パーティー(首狩りの儀式をテーマにしたパーティー)

3.サラワク伝統舞踊の講習

4.サラワク伝統工芸の講習

5.ホテルやレストラン等での伝統舞踊のショー 等

ビダユ族のロングハウス(所要時間:約3時間)

ビダユ族は、別名'陸ダヤク'と呼ばれ、クチン南西部の山麓に生活し、サラワク総人口の約8.7%を占めます。

クチンから主要道路を東、さらに国境に向かって、時間にして約1.5時間の場所にあるアナ・ライス(Anah Rais)村。途中の田園風景には、主食のお米(陸稲)を作る焼畑、換金作物のコショウやカカオの畑、フルーツの王様のドリアンやマンゴなどの果樹があります。

 

 

ここでは、約100家族が、ロングハウスに共同で暮らし、油化したでは家畜が飼われ、屋外のベランダでは、穀物やコショウが干され、ロングハウスの傍を流れる川では、洗濯や水浴び、といった昔ながらの伝統的な生活を垣間見る事が出来ます。

 ビダユ族のアナ・ライス村には、温泉もあります。

 

近場の秘境 ベンゴー山脈(ビダユ族) (所要時間:終日/1泊2日以上)

クチンから約1時間ほどで辿り付ける、近場の隠れた秘境。北部側を山脈にぐるっと囲まれ、南側はインドネシアとの国境のベンゴー山脈(Bengoh Range)は、現在、ベンゴ-貯水池としてダム湖になっており、1日掛けていく必要があった最奥地のニャゴール(NYEGOL)村へもボートでいけるようになりました。ここをクリックすると、Googleマップで見る事が出来ます。その地点からズームバックしてみて下さい(是非、航空写真で見てください)。隔絶された地勢が見る事が出来ます。

クチン近郊の温泉 Hot Spring ! 

クチン市内より、1時間ほどに、2箇所の温泉地があります。ビダユ族のアナ・ライス村の温泉は、サラワク川の源流に近い場所で、川の中で温泉風呂があります。もう一つは、スリアン少し手前のパンチョー(Pancor)温泉で、こちらは村で経営している温泉小屋があります。いい湯だな~~、ははん!!






備考)アナ・ライス村の温泉は、
上流で大雨が降った場合は、川が増水して、利用できない事もあります。

 

イバン族のロングハウス(所要時間:終日/1泊2日以上)

クチンより車で約4時間、ボートに乗り換えて、熱帯のジャングルに覆われたラマナ川(もしくは、スクラン川)の上流へ約1時間。かつて、首狩り族として、その名を世に知らしめ、恐れられたイバン族(サラワク総人口約30%)の伝統的な生活を実体験できます。陸稲の焼畑や山菜取り、川での漁や狩猟といった昔ながらの自給自足の生活を続けて暮らしており、熱帯の森と共存し、森の恵みを上手く利用してきました。彼らの住居は、昔から代々受け継がれてきた高床式長屋のロングハウスです。床下では家畜が飼われ、ベランダでは穀物や洗濯物が干され、通廊では、男は木彫り、女は織物を、川では洗濯、水浴び、その傍を子供達が生き生きと泳いでいます。

イバン族風の夕食の後は、村人と共に、地酒'トゥア'(お米のワイン)で杯を酌み交わし、伝統衣装を纏った村人による伝統舞踊で訪問者を歓迎します。さらには、村の人々による手作りの工芸品の数々の即売会が開かれます。

又、元来の狩猟方法でもある'吹き矢'のデモンストレーションや、彼らの娯楽の一つの闘鶏を披露します。

(日帰りのツアーも、歓迎のセレモニー・吹き矢・闘鶏は含まれます)

備考)ロングハウスの宿泊は、伝統に則って、ルアイ(通廊)です。簡易シャワー/トイレ、蚊帳付マット、枕、ブランケットをご用意します。あります。ご要望があれば、ロングハウス内の村人のお部屋にて宿泊する事も可能です。

 

 

  

 

お問い合わせは、info@insar.com まで、ご遠慮なく何なりとお申し出下さい。